サンパウロ市ではコロナのパンデミックが始まる前、年に1回、市の主催でコンサートなどが24時間以上続く「ヴィラーダ・クルトゥラル」が開催され、人気を博していた。だが14日から15日は「ワクチンのヴィラーダ」なるものが開催される。これは、通常のヴィラーダのような文化的なイベントと並行して、18歳から21歳の若者たちに向けたコロナワクチンの接種を行う試みで、この期間中に一気に同年齢層の接種を行う意向だ。ヴィラーダの開催期間は14日の7時から15日の17時までの34時間。うち20~21歳向けが14日7~17時と14日19時~15日7時、18~19歳は14日19時~15日17時。週末だが、UBSやAMAと、市内20カ所のドライブスルー会場などで接種が可能となる。これに若者がどれくらい飛びつくか、密ができないかなど未知数な部分が多いが、接種を促す意味では面白いかもしれない。
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サンパウロ州の環境インフラ局は6日、サンパウロ市北部カランジルーにあるジュヴェントゥーデ公園の木を23本切った。同局はこの理由を「乾燥したり、シロアリが食ったりした痕跡があり、倒木の恐れがあったため」と説明している。だが、専門家たちからは、そういう場合、木を切ることは適切な処置ではないという声も出ているとか。
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11日のサッカーのリベルタドーレス杯準々決勝で、フラメンゴは敵地パラグアイでのオリンピア戦を4―1で圧勝。かなり有利な展開で来週のマラカナンでの第2試合に臨める。また、アトレチコ・ミネイロも、敵地ブエノス・アイレスでの同杯での上位常連のリーヴェル・プレイトに1―0で勝利。同じく本拠地での第2戦に有利となった。