サンパウロ市が世界的に有名な情報誌から、「世界で31番目に魅力的な市」として紹介されたことがわかった。南米では最高の街の評価だった。9日付現地サイトが報じている。
これはイギリスに本拠を置く世界的な情報誌「タイム・アウト」の最新号が選んだもので、全世界2万7千人を対象に行った調査で上位に入った37市を掲載している。
タイム・アウト誌はサンパウロ市を、「パンデミックにも関わらず、変化や活動を止めない街。ビルの壁面は鮮やかなグラフィティ・アート(グラフィッチ)で彩られ、創造的な作品を生み出すための新たな空間が常に生み出されている。美術館も再開し、新進気鋭のアーティストのショーなども行われている」と評している。
1位に選ばれたのはサンフランシスコ(米国)で、アムステルダム(オランダ)、マンチェスター(イギリス)、コペンハーゲン(デンマーク)、ニューヨーク(米国)が上位5市を占めた。
日本からは東京が10位に選ばれた。南米では、ブエノスアイレス(アルゼンチン)も35位に選ばれている。
★2019年5月22日《ブラジル》ヴィラーダ・クウツラル=今年は460万人もの動員=サンパウロの24時間文化イベント
★2016年2月6日《ブラジル》【連載】軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第1回=明治3年頃に上陸、全伯公演?
★2020年5月19日《ブラジル》長崎市長が感謝のメッセージ=サンパウロ市カーニバルの原爆騒動に=県人会の意図を理解、賛同
★2019年3月7日《ブラジル》サンパウロ市カーニバル=駐在員や日系ダンサー続々=サンバ教室やツアー団体参加も
★2018年9月11日《ブラジル》特別寄稿(追悼文)=田中慎二さんのこと=サンパウロ市在住 中島 宏