サッカーのイングランドのプレミア・リーグのリヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リーズの5チームとロシアのゼニトが、ブラジル・サッカー連盟(CBF)からの抗議で罰せられることになる。それは9月のW杯南米予選でこれらのチームがブラジル代表の招集を受けた選手の解放を認めなかったためで、対象となる選手は10日から14日の5日間、クラブでの試合に出られなくなる。対象となる選手は全部で11人。選手の立場からすれば、彼ら自身が南米予選に出たくなかったわけではなく、クラブに止められただけなのに、代表のみならずクラブの試合にも出られないでは踏んだり蹴ったりでは。
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ブラジル最古参のロック歌手、エラズモ・カルロス(80)が7日、コロナウイルスで入院していたリオ市チジュッカの病院を退院した。エラズモは退院後すぐに、「僕はコロナに勝ったぞ」と、喜びの声明を発表した。彼は、ワクチンを2回接種していたおかげで命が救われたことを強調し、「3回目のワクチンもすぐに受けに行くよ」と息巻いている。このところ、ワクチン2回接種後の高齢者の死も報じられていただけに、医学的にも一般人にとってもこれは朗報だ。
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8日午後に市内の平均最高気温が33・7度を記録したサンパウロ市。これは、8月26日に記録した32・8度を上回る暑さだった。ここ数年、冬にこういう猛暑を記録することが珍しくなくなりつつある。ただ、この暑さは続かず、今日10日には次の寒冷前線がやってきて、最高気温が23度まで下がるとか。そろそろ雨も欲しいところだ。