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JICA=オンライン授業機材を供与=ブラジリア日本語普及協会7校に

供与を受けた日本語学校7校の皆さん

供与を受けた日本語学校7校の皆さん

 9月10日午前10時半、JICAブラジル事務所(江口雅之所長)はブラジリア日本語普及協会の会員校7校へ、効果的なオンライン授業実施のための機材としてプリンターとノートパソコンを供与するにあたり、ブラジリア日本語学校モデル校講堂で譲渡式を実施した。
 式には門屋篤典次長が参加し、会員校ゴイアス日本語モデル校、パラカツ日本語学校、タグアチンガ日本語学校、アルカージ日本語学校、バルゲンボニータ日本語学校、アライアンス日本語学校、ブラジリア日本語モデル校の代表者に手渡した。
 門屋次長は挨拶で「ブラジリア日本語普及協会に参加する日本語学校の皆さんと直接お会い出来、このような機会を設けてくださった先生方をはじめ協会の皆さんのご尽力に感謝申上げます」と感謝を述べた。
 さらに「また伯国内の日本語教育普及に、私共の助成事業が多少なりともお役に立てれば幸いです。コロナ禍における困難な状況ではありますが、皆様の引き続きのご健勝とこの地における日本語普及促進を祈念します」と挨拶を終えた。

挨拶する門屋次長

挨拶する門屋次長

 今回の機材供与は年4回ある教師研修会費用として申請していたものだが、パンデミックの終息の見通しが立たないため研修会を中止にし「移住者の団体に対する助成金交付」で機材購入の申請を行っていた。
 昨年から同会会員校ではオンライン授業に切り替え授業実施に奮闘していた。オンライン授業には新しいアプリを使うために機材購入の必要があったが学習者減少で収入が減少しており、購入出来ずにいた。