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オーガニック豆乳はいかが?=料理やデザートなどに活躍

豆乳と大豆(LinasD, via Wikimedia Commons)

豆乳と大豆(LinasD, via Wikimedia Commons)

 サンパウロ市で韓国語翻訳と、自然療法の施術や酵素栄養学のアドバイスなどをする栗木圭子さん(大阪、66歳)がオーガニック豆乳やヨーグルトの販売を開始した。
 栗木さんのワッツアップ(11・94222・8555)に連絡するとオーガニック豆乳販売のグループに入れる。グループでは予約の受付のほか豆乳を使ったレシピも紹介している。
 オーガニック豆乳は1リットル15レアル、ヨーグルトは700ミリリットルで15レアル。ヨーグルトは一般的に販売されている小分けのヨーグルト110ml前後を1食として大体1週間分ほどの量になる。
 土曜日午後までに入った注文から豆乳やヨーグルトを作り始め、日曜日の午後に出来た商品を届ける。9月5日には注文にあわせ20リットルくらいを作り、聖市リベルダーデ区とパライゾ区に住む知人のもとに届けた。豆乳を作る過程で出て来るおからは希望者に無料配布している。
 「豆乳は体が吸収しやすい良質な植物性のタンパク質で、植物繊維も取れる」と豆乳の魅力を語る。「食のメニューが広がりました。ホワイトソースやプリンも作れて、毎日ヨーグルトを食べられて最高です!」とのこと。無糖のため、飲む他に料理のメニューにも重宝しているという。
 健康のため菜食中心の食生活を送る栗木さんにとって大豆はタンパク質摂取の要。伯国は米国に並ぶ大豆生産国だが、無調整豆乳は手に入りづらく、「オーガニックは見たことがない」とも。
 販売中の豆乳はオーガニックマーケットで仕入れてミネラルウォーターで豆乳を作る。豆乳の製造はマクロビオティック料理の調理師である梶田宏樹さんが担当。「まだはじめたばかりなので、今後は原材料の知識を深めたいです。おからクッキーなども作ってきたいので今後の生産のため是非ご購入お願いします」と呼びかけた。