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《ブラジル》トラックとバス等が衝突、12人死亡=荷台外れ対向車巻き込む惨事に

 9月29日夜、北東部バイア州南部の国道101号線でトラックとバスとバンが衝突する事故が起き、12人が死亡する惨事となった。9月30日付現地紙、サイトが報じている。
 事故が起きた現場はバイア州南部エウナーポリスのムンド・ノヴォ地区(国道101号線703キロ地点)で、発生時刻は9月29日午後8時30分頃だった。

 事故は、ユーカリを積んでイタブーナ方面に走っていたトラックがカーブに差し掛かったところで、荷台の連結部分が外れ、後部の荷台が対向車線にはみ出したところに、前方から走ってきたバスが正面衝突。後続のバン(家族用)も玉突き状態で巻き込まれた。
 この事故で9月30日朝までに12人が死亡した。亡くなったのはバンの運転手とバスの運転手、バスの乗客10人で、その中には10歳と1歳5カ月の少女も含まれていた。
 また、バスの乗客とバンの運転手の妻ら22人が重軽傷を負い、近隣2市の病院に運ばれた。うち6人は重傷だという。トラックの運転手は事故後、すぐに逃走している。