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《ブラジル》8月は37万人を正規雇用=8カ月間では220万人に

デジタル化された労働手帳(Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 労働社会保障省が9月29日、全就労・失業者台帳(Caged)によると8月は正規雇用が37万人増えたと発表したと同日付現地サイトが報じた。
 同月は新規採用181万434人、解雇143万8169人で、37万2265人の雇用増となった。これにより、1~8月の累計は、採用1308万2860人、解雇1087万8873人で、計220万3987人の雇用増となった。
 8月の雇用増を部門別に見ると、サービス業18万660人、商業7万7769人、工業7万2694人、建設業3万2005人、農牧業9232人だった。
 サービス業では情報処理や金融、教育、不動産、経営支援などの7万9832人や宿泊、飲食業の3万3708人が注目される、工業では製造業の6万9266人が目立つ。

 地域別では南東部が前月比で0・88%増の18万5930人で群を抜き、北東部8万2878人(1・25%増)、南部5万4079人(0・69%増)、中西部2万9690人(0・84%増)、北部1万9778人(1・03%増)と続いた。
 州別では、前月比で0・89%増の11万3836人だったサンパウロはじめ、ミナス4万3310人(0・99%増)、リオ2万2960人(0・71%増)が牽引。雇用増が少なかったのはアクレ346人(0・38%増)やロライマ592人(0・98%増)、アマパー882人(1・28%増)などだった。
 8月の新規採用者の平均給与は1792・07レアルで、前月を1・42%下回った。