ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 9月29日のサッカーのリベルタドーレス杯準決勝。フラメンゴは敵地エクアドルでの対バルセロナSC戦を、先週のマラカナンでの第1戦同様、2―0で制し、見事、決勝に進出した。この2試合では、全得点をたたき出したブルーノ・エンリケの活躍が特に目立った。これで決勝は2年連続でブラジル勢同士の対戦となり、2年連続優勝を狙うパルメイラスと2年ぶりの南米一を目指すフラメンゴが雌雄を決することとなった。試合開催は11月27日(土)の1試合だけで、会場となるのはウルグアイの首都モンテビデオにあるセンテナリオ・スタジアムだ。時期から考えても、有観客でかなりの盛り上がりが予想される白熱した試合になりそうだ。
     ◎
 一方、サッカーのもうひとつの南米選手権、スダメリカーナ杯も現在開催中。9月29日に行われた準決勝ではブラガンチーノが3―1でリベルタ(パラグアイ)に勝利。2試合合計でも5―1とし、決勝に進出した。ブラガンチーノは世界的な飲料メーカー、レッドブルがスポンサーについてから急速に強くなってきたサンパウロ州ブラガンサ・パウリスタの地方チームで、全国選手権でも現在5位と健闘し、旋風を巻き起こしている最中だ。ス杯優勝でさらに飛躍を目指したいところ。
     ◎
 9月29日はサッカーのブラジル勢の快進撃が続いたが、リトアニアで開催中のフットサルのW杯準決勝では残念ながら、ブラジル代表がアルゼンチンに1―2で敗れ、9年ぶり6回目の世界一奪還の望みが絶えた。逆に、アルゼンチンは前回2016年に続く大会2連覇に王手をかけることになった。ブラジルは3日に3位決定戦を戦う。