「卵の都」サンパウロ州バストス市で10月1日から12日まで「卵祭り(semana do ovo)」を開催中だ。コロナ禍のために昨年に引き続いてオンライン形式だが、ドライブスルーによる食糧品販売は行っている。
同イベントにクラウジオ・ヨシダさんによる卵のレシピ動画も公開される。昨年にも同イベントでオムレツ動画を紹介したところ、1万人が動画を視聴しており、今年も目玉の一つ。スポンサー団体の1つであるバストス鶏卵生産者協会のセルジオ・カキモト会長もレシピ紹介に参加するという。
今年は新たな試みとして、零細企業支援サービス機関(SEBRAE)と提携して、卵の生産や起業に興味がある人のためのオンライントレーニングも実施する。
この他、オンラインライブではバストスのインフルエンサー等(SNS上で影響力を持つ有名人)が出演し、卵やバストスの歴史といったクイズに挑むという催しも予定しているという。
ドライブスルーによる引取りは11日(月)18時から21時まで。販売と並行して貧困家庭へ食糧品支援のために1キロの食糧の寄付も受けつけている。料理と食糧品の寄付を行うとその場でプレゼントがあたる抽選を受ける事ができる。
料理販売は癌と戦うボランティア団体「Anjos da vida」がヤキソバ30レアル、バストス文協日本語学校がオムレツとからあげ29・90レアル、柔道協会がおにぎりと肉弁当30レアル、APAE(障害者の親と友の会)がチーズエッグバーガー(ポテトとドリンク付き)を販売20レアル。
同市内、アウミタンテ・アレシャンドレ街にあるサンジョセ学校前でドライブスルー形式で引き換えを行う。
同週間内の催しや詳細は卵祭りフェイスブック(https://www.facebook.com/SemanadoovoBastos/)で確認ができる。