12日は「ノッサ・セニョーラ・アパレシーダの日」であると同時に「子供の日」でもあり、子供のいる家庭ではおもちゃのプレゼントでも溢れる日だ。玩具業界によると、発売開始当初から人気の「なつかしのおもちゃ」は今年も健在だという。玩具製造会社「エストレラ」ではアイルトン・セナの時代から人気のカーレース・ゲームの「アウトラマ」、「カロイ」では補助輪付自転車、「グロウ」ではロール・プレイング・ゲームの「WAR」など、いわゆる電気やコンピューターを使わないタイプのおもちゃやその改訂版が根強い人気を保っているとか。詳しい理由は調べてみないとわからないが、パンデミックで外の人とのつながりが絶たれがちな中、パソコンなどでひとりで遊ぶより、皆で遊べるタイプのおもちゃの価値が見直される傾向があるのかも。
◎
11日、サンパウロ州スマレーで44歳の女性が、工場の中で70歳の男性を殺害したとして逮捕された。通報を受けて駆けつけた警官が発見した際、被害者の男性は血だらけになっており、血痕があちこちに飛び散っていたという。工場の所有者によると、被害者は工場主の友人で、工場内に住んで警備を担当しており、容疑者の女性と性的関係をもっていたらしい。事件はこの日の未明に起き、女性は逮捕時に犯行を否定したが、女性と現在同居する男性が「その晩、彼女は帰ってこなかった」と語り、アリバイが立証されていない。また、現場から見つかった耳飾りも、女性は自分の物ではないと否定したが、同居者の男性が「彼女の物だ」と証言している。
◎
14日21時30分より、サッカーのW杯南米予選、ブラジル対ウルグアイ戦が行われる。ウルグアイは、ネイマールのバルセロナ時代の同僚で世界的なセンター・フォワードのルイス・スアレスや、フラメンゴの攻撃の要であるアラスカエタなど、おなじみの選手も多い強敵。W杯出場を決める前の大きな関門のひとつだが、突破してほしいところ。