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日本帰国時の隔離6日間に=3日から延長、水際対策変更で

 サンパウロ総領事館(桑名良輔総領事)はブラジルから日本への入国者に対する水際対策措置の新たな方針を9月27日に発表した。
 これまではブラジルから日本への入国者は、検疫所長の指定する場所で3日間待機だったが、9月30日より6日間の待機に変更となった。隔離施設での宿泊中は、3食の食事や飲料水が用意される。
 入国時と隔離待機中の3日目と6日目の計3回PCR検査を行う。陰性結果がでた場合、水際隔離が終わっても入国後14日目までは、自宅か自分で予約したホテルでの隔離が求められる。
 もしも水際隔離中に陽性反応がでた場合は、たとえ無症状であっても陽性者用の療養施設へ搬送される。それ以外のタイミングで体調不良となった場合には、検査を受けて陽性になれば同様に療養施設に搬送されることとなる。
 ワクチン接種証明書を持っているものは待機期間短縮などがあるが、ブラジルからの入国者は対象外。出国前の72時間以内の陰性証明書はこれまで通り必要。
 自主隔離のための移動は、これまでと同じく公共交通機関(電車、バス、タクシー)を使用せず、自家用車での送迎や個人ハイヤー、レンタカーなどでの移動にかぎる。
 問合せは、同総領事館(11・3254・0100)まで。