ブラジルでは全国で60万人以上がコロナウイルスの犠牲となっているが、サンパウロ州では昨年の3月16日から今年の9月24日にかけて、6歳未満で父親もしくは母親を亡くした子供が3836人いるという。その間、1日あたり7人の同年齢の子供が、親のうちのどちらかを失ったことを意味する。親の保護が必要な「成人前の子供」まで広げると、その数は何倍も多いはずだし、全国では少なくとも片親を亡くした6歳未満の子供が1万2211人いるから、この問題は健康面だけでなく、「子供の養育、教育の問題」としてかなり深刻だ。こうした子供たちの親の年齢は若いはずで、コロナ対策にも気をつけていたかもしれないが、それでも失われた命があるのは本当に辛い現実だ。
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20日のサッカーのブラジル杯準決勝第1試合。フラメンゴは敵地でのアトレチコ・パラナエンセ戦を、試合終了間際のペドロの同点ゴールで2―2で引き分けた。これでフラメンゴは来週27日の第2戦で敗戦すれば脱落するが、勝利、もしくは0―0、1―1の引き分けであれば、敵地ゴール制により決勝進出となる。一方、もう一つの試合は、全国選手権首位のアトレチコ・ミネイロが今年好調のフォルタレーザを問題とせず、4―0で圧勝。優位に立っている。
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ブラジル音楽界の大御所で日本でも熱心なファンが多いカエターノ・ヴェローゾが、ブラジリア時間の21日21時に最新アルバム「メウ・ココ」を発表した。今はネットでのストリーミングが音楽の主流だが、後日、CDも発売されるだろう。共演盤やライブ盤を除いた本人名義の新曲のアルバムでは9年ぶり。楽しみな人も多いのでは。