22日より、サンパウロ市地下鉄3号線のベレン駅、CPTM駅9号線のグランジャ・ジュリエッタ駅のビリェテリア(乗車券販売所)が閉鎖された。券売所閉鎖は今後、サンパウロ市地下鉄、CPTMの各駅に広がり、2022年には全駅が新形態に移行する予定だ。これからは、駅の窓口で人を介して乗車券を買う作業が廃止され、すべてが機械やアプリによる自動購入になることを意味する。大サンパウロ都市圏の鉄道利用者は今後、駅備え付きの機械や携帯電話のアプリ「TOP」、ワッツアップでQRコード付乗車券を買う、自宅や駅の近くで券売業務を行っている店で乗車券を購入する、ビリェッテウニコやBOMカードを使う、などのいずれかの方法で乗車することになる。テクノロジーの発展に対応した移行ではあるが、移行によって生じる利用者の戸惑いや、不慣れな市外からの来訪者にはどういう対応をするのかなど、気になるところだ。
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21日未明、サンパウロ州海岸部サンヴィセンテで現金引き落とし機2台が爆破される事件が発生した。場所はバンデイラ公園の近くで、ガソリンスタンド脇に設置されていた機械2台は、午前4時頃、2人組によって跡形もなく破壊された。19日にはパードレ・マノエル・ダ・ノブレガ高速道で5人組の武装強盗が、自動車を焼き討ちして高速道を塞ぎ、料金所を襲って現金を奪って逃げる事件が発生しているが、今回の現場はそこから5キロしか離れていない。警察は二つの事件の関連性も含めて捜査中だ。
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週末のサッカーの全国選手権。注目カードは24日のポルト・アレグレでのインテルナシオナル対コリンチャンス戦。両チームは現在、勝ち点40で並んでおり、得失点差でインテルが6位、コリンチャンスが7位となっている。リベルタドーレス杯に出場するためには6位に入ることが条件なので、共に譲れないところ。白熱した試合を期待したい。