ブラジル沖縄県人会(高良律正会長)は、30日19時(ブラジル時間)より「ブラジル沖縄県人会95周年&ブラジル沖縄文化センター建立50周年オンライン記念式典」をユーチューブ上で開催すると発表した。翌31日14時からは「世界ウチナーンチュの日」イベントも配信する。
1926年に創立された「球陽協会」から始まる県人会は、太平洋戦争の激戦地となった母県から、戦後だけで1万人強の移住者を受け入れる支援をし、44支部をもつマンモス県人会にまで発展した。またジアデマ市のブラジル沖縄文化センターも創立50年を迎えることから、この記念式典が行われることになった。
本来は、例年のように県知事ら日本の来賓を迎えて盛大に開催する予定だったが、コロナ禍のためにオンライン開催になった。
当時は高良会長の挨拶や、母県の玉城デニー沖縄県知事、ブラジル都道府県人会連合会の市川利雄会長、桑名良輔在サンパウロ総領事、島袋栄喜元沖縄県人会会長が記念を称えるメッセージを贈る。その他、記念のケーキ入刀式や参加者での乾杯、沖縄舞踊や沖縄太鼓なども披露される。
記念式典の翌日31日14時(ブラジル時間)からは、「世界ウチナーンチュの日」をオンラインで開催する。同イベントは、2016年から始まり本年で6回目となる。本来であれば世界中の沖縄県人が沖縄に集まり盛大に祝うがコロナ禍のため、沖縄県人会記念式典と同様にオンラインで開催する。
当日は、世界の沖縄県人会が県人会の紹介と「ウチナーンチュの日」を祝う映像を流し、ブラジル沖縄県人会も青年部が中心となって映像の作成を行う予定だ。
高良会長は、「沖縄県人会は皆さんに支えられ、95年になりました。その翌日にはウチナーンチュの日も祝います。この記念すべき2大イベントを、ぜひ皆さんオンラインでみてください!」と呼びかけた。
視聴は共に以下、沖縄県人会のユーチューブチャンネル(https://www.youtube.com/BrasilokinawaKenjinkaiAOKBCCOB)から。