一般社団法人ラテンアメリカ協会(佐々木幹夫会長、東京都所在)は日本時間の11月18日(木)21時から22時15分にかけて「ラテンアメリカなるほどトーク」第7弾を開催する。
最終回となる今回は「刊行14年、『中南米が日本を追い抜く日』(朝日新書出版)を再読~商社マンから協会役員にラテンアメリカ親交の半世紀をベースに~」をテーマとする。
講師は、『中南米が日本を追い抜く日』(朝日新書出版)』の共著者のひとりでもある同協会の工藤章理事。講演では南米駐在通算22年の経験などについて話す。
工藤氏はラ米諸国とのビジネスに携わる人にはよく知られた人物であり、同講演のテーマに取り上げる書籍ほかに『チリを知るための60章』(朝日書店)の共著者でもある。18年には中南米との経済交流の促進への貢献が認められ「外務大臣表彰」を受賞した。
慶応義塾大学理工学部卒業後、三菱商事に入社。チリ、ベネズエラ、ブラジルに駐在し、チリとブラジルでは現地社長も務めた。02年にはブラジル日本商工会議所の会頭を務めた後、名誉会頭として在籍している。
2005年から三菱商事中南米ブロック中南米総代表、2008年に帰国後、三菱商事株式会社上席顧問とチリ太平洋製鉄(CAP)非常勤役員を歴任した。12年に退社後は同協会専務理事・事務局長を経て17年から理事として活躍する。
また、次代を担う大学生育成にも積極的に取り組んでおり、これまで青山学院大学、浜松学院大学、早稲田大学、横浜商科大学等で教鞭をとるなど教職活動にも力をいれてきた。
同講演の参加は無料。参加申込みフォーム(https://latin-america.jp/seminar-entry)から登録すること。申し込み締め切りは11月15日までだが「お早めに」と呼びかけている。
詳細は同協会ホームページ(https://latin-america.jp/archives/50224)で確認できる。問い合わせは同協会事務局(メール=info@latin-america.jp、電話=+81・03・3591・3831)まで。