北九州市で開催された世界体操で、ブラジルのレベッカ・アンドラーデが、ブラジル人女子体操選手では初の1大会2メダルを達成した。
レベッカは東京五輪でも個人総合で銀をとった時点で、ブラジル人女子選手としては初の個人でのメダル獲得を達成。その後、跳馬で金を獲得し、1大会2メダルも達成した。
世界体操でのレベッカは跳馬と段違い平行棒、平均台の3種目に挑戦し、全種目で決勝進出を果たした。ブラジル人女子選手が世界体操で3種目で決勝進出を果たしたのも初めてだ。
決勝は23日と24日にまたがって行われ、跳馬で金、段違い平行棒で銀を獲得。この時点で、ブラジル人選手初の1大会2メダルを達成した。
決勝2日目の平均台は最初のミスが響き、6位に終わったが、レベッカやコーチ達は、ひざの手術なども乗り越えて達成した2大会連続の2メダル獲得に大きな手応えを感じている。
東京五輪に続く成果について訊かれたレベッカは、メダル獲得を素直に喜びんだ後、支援者達への感謝を表明。「帰国後は休暇をとって充電する」と語っている。
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