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《ブラジル》IGP―Mが10月に0・64%上昇=12カ月間では21・73%
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が28日、10月の総合市場物価指数(IGP―M)は0・64%上昇し、12カ月間の累計では21・73%になったと発表したと同日付現地サイトが報じた。
IGP―Mは卸売物価指数(IPA)6割、消費者物価指数(IPC)3割、全国建設コスト指数(INCC)1割で構成されており、家賃の調整などに使われる。
9月のIGP―Mは前月比で0・64%のデフレだったが、10月はインフレに戻った。昨年同月比では3・23%、1~10月の累積は16・74%上昇している。
10月のIGP―Mを押し上げたのはIPAで、0・53%上昇した。9月のIPAは1・21%のデフレだったが、10月は再びインフレ圧力に転じた。
INCCも0・56%から0・80%に上昇してインフレ圧力となったが、IPCは1・19%から1・05%に下がり、インフレ圧力を和らげた。
今年に入ってからのIGP―Mは、1~3月が2・53~2・94%と2%台を記録した後、4月に1・51%となったが、5月には4・10%と急騰。昨年中も数値が高かった事もあり、12カ月間の累計は3月に30%台に乗り、5月には37・06%に達した。
その後は少しずつ下がり始め、9月には24・87%まで低下。10月はさらに下がって21・73%となったが、それでも、通常のインフレ率を大きく上回っている。
給与調整が広範囲消費者物価指数(IPCA)以下だった業界が多い中、IGP―Mは賃貸住宅居住者にとっての頭痛の種で、不動産屋も含めた調整交渉を行う人や転居する人が増えている。