レジストロ日伯文化協会(川尻イリネウ誠会長)と日蓮宗恵明寺(石本妙豊住職)が共催する「第67回レジストロ灯ろう流し」が、10月30日~11月2日の4日間開催される。来社した川尻会長は「大変な時期ですが、来られる人はぜひ来てください」と参加を募った。
例年「死者の日」に合わせて開催しており、今年は2日当日が火曜日のため、週末から4日間開催する。2日16時からはレジストロ文協のSNSで動画配信するハイブリット形式で開催する予定だという。
30日から同市ベイラ・リオ公園に実際に屋台エリアが設けられ、ヤキソバ、タコ焼、寿司、刺身等の日本料理の店を含め20店ほどが出店するという。
今回の屋台販売エリア実施は、同市の本格的な対面イベント開催への試験も兼ねている。会場には柵が設置され、入場人数1200人までに限定される。入場の際にはバーレ・ド・リベイラ大学の看護学科の生徒がボランティアとして検温や手指消毒を行う。
屋台エリアへの入場はマスク着用とワクチンパスポートの提示が必須。4日間で1万人の入場を見込む。開場時間は30日と11月1日が18時から0時、31日と2日が9時から0時まで。
2日16時からライブ配信が始まり、歌手の平田ジョーによるコンサートや、レジストロ盆踊りでお馴染みのマツリダンス、太鼓グループによる演奏など30人を超える人が出演してクライマックスの灯ろう流しまでを盛り上げる。
灯ろう流しの模様は19時頃からとなる予定。灯ろうを流す前に行われる恵明寺によるリベイラ・デ・イグアペ河の水お清めの儀は、事前に聖市で収録した。当日、その清めた水を河に戻す。
昨年オンラインのみで開催した、灯ろう流しでは約150基のみの放流だったが、今年は1千基の灯ろうを青年部が用意しており、希望者は25レアルで購入できる。
灯ろうには最大2人か1世帯分の家族名を日ポ語で記入できる。受付けはレジストロ文協まで。支払いはPIX(キー:acnbrgt@uol.com.br)でも受付ける。支払い伝票(comprovante de pagamento)と共に、灯ろうに記入したい名前を書いて、ワッツアップ(13・99654・4709)まで送信すること。
問合わせは(電話=13・3822・4144、ワッツアップ=13・99654・4709)まで。
2日のライブ配信はレジストロ文協のフェイスブック(https://www.facebook.com/bunkyoregistro/)、ユーチューブ(https://www.youtube.com/channel/UC_whOMuwvYABuZy5U0dYczQ)などで視聴できる。