独立行政法人国際協力機構四国センター(JICA四国)と国立大学法人徳島大学は、日本の先端科学技術に興味が有る三~四世に向けて、ポ語のオンラインセミナーを日本時間11月12日(金)午前8時からZOOM上で開催する。
講師に同大学のアントニオ・ノリオ・ナカガイト准教授を迎え、「自然環境保全を目指したバイオ複合材料の調査研究」の紹介や、自身も数十年前にJICA留学生として数十年前に来日した経験として、今後日系社会研修員を目指す人に向けて質疑応答やアドバイスを行う。
同大学大学院社会産業理工学研究部理工学域機械科学系エネルギーシステム分野の長谷崎和洋教授は、同セミナーを機に日本の優れた科学技術に興味を持ってもらい、JICA『日系社会研修員受入事業』への参加促進への期待をよせる。
また長谷崎教授は「新しいキャリアパスとして日本や徳島大学で研究して工学博士を取得する人や、ブラジル内大学で研究者を目指す人の増加に貢献したいと考えています。これにより、日伯間交流の新たな懸け橋になる人材を養成したいです」と意気込みを語る。
なお、この取り組みは単年度ではなく、10年ほどの継続を検討しているという。同オンラインセミナーへの問合わせや申し込みはJICAブラジル事務所(担当=寺尾、メール=Terao.BRSP@jica.go.jp)まで。