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文協RURALオンラインで25日=「サンパウロ州西部の農業、新時代の挑戦」

イベント告知バナー

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 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は25日(木)18時から20時まで、文協RURALをオンライン開催する。今回のテーマは「サンパウロ州西部の農業、新時代の挑戦」。
 告知のために農業関連交流委員会の上辻ネルソン委員長と桂川富夫副委員長が来社した。テーマについて上辻委員長は「異常気象による天災が増えてきました。その対処法として参考になれば」と説明する。
 同会では4人の農業専門家が「畜産と森林の一体化耕地(Integração Lavoura-Pecuário e Floresta、以下ILPF)」「気候」「新時代における農業の課題」「サンパウロ西部における農業の展望」を講演する。
 「ILPF」では同議題の専門家である西パウリスタ大学(UNOESTE)農学科のエデマール・モロ教授が出演する。「ILPFは耕種、畜産、林業を一体とした生産システム。土地の有効活用、生産性の向上、温室効果ガスの軽減が期待される。
 「気候」の講師にはアレシャンドレウス・デ・モラエス・バルボザUNOESTE農学教授が登壇。昨今の異常気象について知り、いかに対策するかを講演する。
 「新時代の農業の課題」ではフランシスコ・グラジアーノ・ネト博士が登壇する。ネト博士は30年に亘り農業ビジネスや政治に関する本を執筆、サンパウロ州政府の環境局長や農業・供給局長官などもつとめていた。

来社した上辻委員長と桂川副委員長

来社した上辻委員長と桂川副委員長

 「サンパウロ州西部における農業の展望」はナリタ・ノブヨシ氏が講師として登壇する。同氏は聖州食品技術機関(APTA)の研究者でUNOESTEの協力者でもある。プレジデンテ・プルデンテでの今までの農業とこれからどうなっていくかを考える内容となっている。
 桂川副委員長は「委員会一同できる限り頑張っていますので、皆さんにぜひ見て参加して頂きたい」と参加を募る。「質問や相談事が有ればぜひメールを。すぐ返答は難しいかもしれませんが、なるべくお答えします」とコメントを寄せた。
 問合わせは上辻委員長のメール(nhkamitsuji@gmail.com)まで。同会は文協のユーチューブ(http://youtube.com/bunkyodigital)での視聴かズームからの参加が選べる。ズームでの参加希望者はQRコードをスマホ専用アプリで読み込めばアクセスできる。

ZOOMからの参加希望者用QRコード

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