

越知日伯学園(パラー州ベレン、越知恭子学園長)の男子・女子の両バスケットボールチームが、10月29日から11月5日にかけてブラジル学校スポーツ連盟(CBDE =Confederação Brasileira de Desporto Escolar)が主催するスポーツ大会「JEBs」に出場し、男子チームがベスト8、女子はベスト4入りを果たした。
リオで開かれた同大会では、期間中にバスケットボールを含む17競技が実施され、全伯27連邦自治体の学校から12歳~14歳の生徒6千人が出場した。
越知学園長は「2020年より続いているパンデミックの中での大変嬉しい出来事であり、JEBsの目的である若い世代のオリンピックに向けての人材育成に少しでも協力できれば幸いです」と出場への喜びを寄せ、「スポーツを通じて心身共に健全な人材の育成をこれからも目指して行きたい」と抱負を語った。

同校ではバスケットボールのほか、バレーボール、フットサル、バレエ等のスポーツ活動がある。
越知学園長は「パンデミック中は一時練習が中止となり、全く活動ができていない状況でした。州から許可がでてからはすぐに練習再開しました」と空白期間を取り戻す為に励んだ様子が伺える。
同校代表チームは10月2日の同州カスタニャールで開催されたバスケットボール大会を勝ち進み、州代表チームとしての出場が決まった。
7日には越知学園長より金メダル授賞式が行われ、在ベレン日本国領事事務所森田聡所長とパラーバスケットボール連盟(FPB、Federação Paraense de Basketball)のマルクレイ・モンテイロ・リマ会長等が出席した。
リオ遠征には、体育教師ジョナタス・ザモリンとバウデニーズ、並びに「JEBs」のコーデネーター等が随行したという。