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東西南北

 昨日付本欄で、サンパウロ市のサンパウロ証券取引所(B3)前に置かれた金色の雄牛の彫像は市の市街化許可局(SMUL)都市景観保護委員会(CPPU)の許可を取っておらず、罰金もしくは撤去の可能性があると伝えたが、結局、23日に罰金を科せられた後に撤去された。それは、CPPUがこの日にB3への罰金処分を決めたためで、21時57分に撤去されてしまった。罰金額はセー区役所によって決められるという。世界の金融界の象徴、ニューヨークのウォール街にあやかりたくて置いた彫像だったが、市民から愛されるどころか、設置当初からいたずらがあいつぎ、挙げ句の果てには罰金で撤去とはB3も予想外だったのでは。
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 22日、サンパウロ州内陸部のタトゥイーで、こちらは本物の雄牛が学校に入り込み、逃げ惑った生徒14人が負傷する事件が起きた。発生時刻は15時40分頃で、学校は休憩時間だった。この牛は学校に隣接する農場で飼われていたが、学校の門が開いていたため、入り込んだという。学校側の説明によると、「子供たちは逃げ回り、転んだりして怪我をしたが、牛にぶつかったり、角でつかれた子供はいなかった」という。「犬や猫の侵入は珍しくないが、牛は驚いた」と同校の教頭は語っている。子供たちは救急隊による対応後、救急診療所に運ばれたが、全員、軽傷だった。
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 23日のサッカーの全国選手権。パルメイラスは首位アトレチコ・ミネイロ(ガロ)との最後の直接対決を本拠地アリアンツ・パルケで行ったが、リードしてはすぐに追いつかれる展開を繰り返し、2―2で引き分けた。この日は2位のフラメンゴもグレミオと2―2で引き分けており、残り4試合でのガロとの勝ち点差は8のままだ。