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東西南北

 サンパウロ市ではこの半年間、毎月のように窃盗事件の数が増えていることが明らかになった。11月25日に同市保安局が発表したところによると、10月に市内で発生した窃盗事件は1万8237件で、5月以降、毎月件数が増え続けている。4月の窃盗事件数は1万1903件だった。被害にあったものの中で最も目立つのは自転車の3383件で、3カ月連続で3千件を超えている。今年に入ってからの10カ月間の窃盗事件の総数は15万と7件で、前年同期比で10%増となっている。5月以降というと、パンデミックの第2波が落ち着き、コロナの死者、感染者が減少しはじめた時期と重なるが、そうなればなったで、別の問題が発生するようだ。
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 11月30日午前9時現在のカンタレイラ水系の11月の降水量は111・6ミリ。前日までは80ミリにも到達していなかったが、最後の土壇場で33・1ミリの降水を記録したことで、なんとか100ミリを超え、貯水量も26・0%に戻した。だが、6水系中最多だった同水系でも月間平均(149ミリ)には及んでおらず、他の水系では100ミリにも達しなかった。予報だと、12月は今週末までは天気が続くが、来週からは雨が多くなるとのことだ。夏に向けて安定して、かつ多く降ってほしいところだ。
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 サッカーの全国選手権、現在12位のサンパウロは本日2日、ポルト・アレグレでグレミオと対戦する。サンパウロがこの試合に勝つと、2部降格の危機がかなり薄まるが、対するグレミオは現在18位で、降格危機がより深刻だ。グレミオが南米一に輝いたのはほんの4年前の2017年。まさに下克上といったところか。