15日、パラナ州クリチバのバイシャーダ・スタジアムで開催されたブラジル杯決勝のアトレチコ・パラナエンセ(フラカン)対アトレチコ・ミネイロ(ガロ)の試合中、人種差別行為が行われたことが問題となっている。4人ほどのフラカン応援団員が試合中に観客席で自身の肌を指差しながらサルの鳴きまねをしたもので、ガロ応援団をからかったと見られている。この行為は典型的な黒人差別行為として知られており、中継のテレビ局のレポーターが録画してSNS上で拡散したため、大問題となり、警察が動く事態にまで発展。フラカン側は謝罪に追われた。試合どころかサッカー全体に水をさす行為だと非難が飛んでる。
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連邦貯蓄銀行(CAIⅩA)の職員が行った行動が動画や写真で拡散され、強い批判を受けている。これは15日に行われたサンパウロ市のイベントで、青いシャツにグレーのズボンといういでたちの職員らが同銀のペドロ・ギマリャンエス頭取の命令で一斉に腕立て伏せをさせられたものだ。腕立て伏せはボルソナロ大統領の特技で、これまでも軍の学校の開校式などの場で披露されているが、はたして金融の場にこうした軍隊式のアピールは必要だったのだろうか。
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今年も残すところ2週間を切った。あと1週間もすればクリスマスとなり、その後は年越しとなる。ワクチンが浸透し、コロナの感染者、死亡者は減っているので、去年よりは安心して親類や友人との集まりも持てそうだが、新変異株など、感染がぶり返す要素はある。羽目をはずし過ぎないよう、穏やに楽しむ年末を。