ホーム | 2021 (ページ 102)

2021の記事一覧

《ブラジル》工業連盟が連邦政府難色で声明延期=「三権の協調を強く求む」に産業界は賛同=大統領の非民主的行為を牽制

 サンパウロ州工業連盟(Fiesp)が7日の独立記念日を前に、「三権の強調」を求める声明をとりまとめて発表しようと試みたが、連邦政府や連邦議会などの反発にあい、発表を延期した。同連盟が出そうとしていた声明には銀行や農業その他の産業団体も署名を行っており、ボルソナロ大統領の名前は明記されていないが、民主主義を脅かす大統領をけん制す ...

続きを読む »

《リオ州》12市の病床占有率9割超=死者減だが感染力の強いデルタ株拡大で

 新型コロナのワクチン接種が進展し、全国的に感染者や死者、入院患者が減っている。だがリオ州も死者は減少傾向にあるものの、集中治療室(UTI)の病床占有率が90%を超えている市が12あり、感染拡大傾向が続いていると8月27~31日付現地サイトが報じた。  リオ州で死者減少と報じたのは、8月27日付アジェンシア・ブラジルだ。7月25 ...

続きを読む »

《ブラジル》理由不明の暴力死が増加=殺人被害者の76%が黒人

 全国の殺人件数の減少とは対照的に、2019年には理由不明な暴力的な死で1万7千人もの命が奪われていたことや、殺人事件の被害者の76%が黒人であることなどがわかった。8月31日付現地サイトが報じている。  これは、ブラジル治安フォーラムが8月31日に発表した「アトラス・ダ・ヴィオレンシア(暴力地図)」という調査結果によって判明し ...

続きを読む »

《ブラジル》パラリンピック金メダル通算100個超す=2選手が今大会2つめで

 パラリンピック東京大会は現地時間の8月31日、陸上男子中距離走のイェルツィン・ジャッケスと女子水泳自由形のマリア・カロリナ・サンチアゴの2人が、今大会二つ目の金メダルを獲得した。8月31日付現地サイトが報じている。  T11(視覚障害者)5千メートルの今大会覇者のイェルツィンはこの日、1500メートルの決勝にも出場。圧倒的な強 ...

続きを読む »

《ブラジル》企業家信頼感指数が上昇=5カ月連続で102・4Pに

 ジュツリオ・ヴァルガス財団(FGV)ブラジル経済研究所(Ibre)が8月31日、8月の企業家信頼感指数(ICE)は5カ月連続で上昇し、前月比で0・5ポイント(P)増の102・4Pとなったと発表したと同日付現地サイトが報じた。

続きを読む »

東西南北

 コリンチャンスは8月30日、イングランド・プレミア・リーグのアーセナルからフォワードのウィリアンを獲得したことを発表した。ウィリアンは、2014、18年のW杯に主力選手として出場したのみならず、イングランドの名門チェルシーで長年にわたってゲームメーカーとして不可欠な活躍をしてきた選手だ。コリンチャンスにとっては同じく18年W杯 ...

続きを読む »

ブラジル代表2人が本戦進出=国際将棋フェスティバル予選=前回優勝の米国・富田さん下し

第72回全伯名人戦で優勝した時の浜公志郎さん(左から2番目、2019年)

 日本将棋連盟主催「国際将棋フェスティバル2021 第8回国際将棋トーナメントオンラインVer」の南北アメリカ大陸予選が8月21日、国際将棋対戦サイト「81DOJO」で行われた。両大陸6カ国から8人が参加し、浜公志郎(ブラジル)、バンノ・ユウジ(アメリカ)、ニコラス・ジュン・カマダ・デ・トレド(ブラジル)さんが10月15~17日 ...

続きを読む »

オンライン授業と対面は共存できる=パンデミック後の日本語教育は《2》=ピラール・ド・スール日本語学校教師  渡辺 久洋

母の日・父の日発表会の合奏(提供写真)

 「パンデミック後、授業のオンライン化が進む」という意見がもっぱら聞かれますが、自分はそうはならないと思います。あくまで「オンライン授業」という「授業方法の選択肢が増えただけ」であり、ブラジルの日本語教育全体が「オンライン授業」に変わっていくことはないでしょうし、変わったらいけないと思います。  なぜか?  それは「オンライン授 ...

続きを読む »

JH=ビエンナーレ出展の毛利悠子さん=『パレード』展JHで開催中

果物の写真を読み取って信号に変え、楽器を鳴らすインスタレーション作品

 サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は日本人芸術家毛利悠子さんのインスタレーション作品『PARADE(UM PINGO PINGANDO, UMA CONTA, UM CONTO)』《邦題=パレード(ドリップ・ドリップ・物語の終わり)》展を8月31日から11月14日まで同館2階で開催中 ...

続きを読む »

JICA=葱王の斎藤氏が多文化共生を講演=借金4億円から農業で復活

葱王を両手に抱える斎藤さん

 JICAは9月7日15時~16時(日本時間)に、オンラインセミナ―「多文化共生・日本社会を考える連続シリーズ第2回・“葱”という漢字には“心”がある 日系人として農業に挑戦した努力と心」をオンライン開催する。  今回の講演者は、在日日系ブラジル人最高のビジネス成功者と言われる株式会社ティー・エスの斎藤ワルテル俊男会長(ブラジル ...

続きを読む »