サンパウロ市では来年にかけてCPTM9号線に新駅誕生の予定であることが伝えられている。それに加え、地下鉄6号線の工事も本格化している。これは北部ブラジランジアから中央部サンジョアキンまでを結ぶもの、本来は「2013年に完成」と言われていた。遅れに遅れて2015年に着工したものの、翌年中断。昨年10月に工事が再開された。今回の工 ...
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《特別寄稿》台湾を加えた、より弾力的な国連システムの再構築を=中華民国(台湾)外務大臣 ジャウシー・ジョセフ・ウー
2億人以上の感染者と400万人以上の死者を出したCovid―19のパンデミックは、全世界で猛威を振るっています。このパンデミックは、事実上、どの国も免れることができず、相互につながっている私たちの世界に、社会経済的に甚大な影響を与えています。このパンデミックは、世界貿易を混乱させ、貧困を悪化させ、教育を妨げ、男女の平等を損ない ...
続きを読む »憩の園=約275万レの助成金決定=移住者支援のコロナ対策=「JICAのおかげで念願叶う」
「今回のJICA助成金は本当に感謝。このお金で正式に運営ができます。入居者はもちろん、私達『憩の園』理事会や従業員も心から喜んでいます」――老人福祉施設「憩の園」を運営する救済会(吉岡黎明会長)の本田イズム第二副会長はそう喜びの表情で語った。 コロナ対策としてJICAが実施した日系団体向け助成金交付事業「移住者の団体に対する ...
続きを読む »リオ総領事館=ワタナベ氏に旭日中綬章伝達=研究者として日伯交流に貢献
リオ日本国総領事館(橋場健=はしば・けん総領事)は令和2(2020)年春の叙勲者であるエジソン・ヒロカズ・ワタナベ氏(二世、68歳)への旭日中綬章伝達式を7月29日にオンライン上で実施した。 橋場総領事は同氏に「研究者として輝かしいキャリアを積んできただけでなく、日本とブラジルの留学生及び研究者交流を通じた両国間 ...
続きを読む »五輪で見た世代交代と人間模様
東京五輪が終わり、24日からはパラリンピックも始まる。今回は新型コロナのパンデミックで間隔が5年空いたが、4年に1度のスポーツの祭典では世代交代その他の人間模様も気にかかる。 今回の東京五輪で印象に残った例は、東京五輪出場をかけた最後の競技会にも出た体操のジャーデ・バルボーザとリオ五輪代表だったダニエレ・イポリトがアナウンサ ...
続きを読む »キノコ雑考=ブラジルに於けるキノコ栽培の史実とその背景=元JAIDO及びJICA 農水産専門家 野澤 弘司 (10)
(2)菌類や栽培技術の有識者や試験栽培者を組織的に率先する指導者が不在だった。 (3)試行錯誤で習得した栽培技術は他言せず黙秘し、相互授受の技術的な交流が無かった。 (4)近郊農業の既存の換金作物に対し、新たに投資し栽培意欲を喚起する魅力に乏しかった。 (5)種菌はヨーロッパの各国の異なる培養者による大麦を4cm角に固めたのや、 ...
続きを読む »《ブラジル》第2四半期のGDP若干縮小=昨年同期比では12・1%増
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が17日、第2四半期の国内総生産(GDP)は前期比で0・3%減だったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》ボルソナロの最高裁判事罷免発言に強い牽制=州知事は連名で最高裁支持=上院は新判事の試問差し止め=検察庁は圧力受け大統領捜査開始
【既報関連】ボルソナロ大統領が最高裁の2判事に対する罷免請求を出そうとしていることに対し、州知事や上院、最高裁などがそれぞれに、大統領を牽制する動きを見せている。17日付現地紙が報じている。
続きを読む »《サンパウロ州》コロナ対策の規制を緩和=感染終息とはいえない中で=密の回避やマスク着用は継続
サンパウロ州政府が新型コロナ対策としての規制を17日から緩和し、一部の規制は残すものの、1年5カ月ぶりの実質解除となった。ただし、感染終息とはいえない中での実質解除である上、デルタ株の感染拡大の実態がつかめていないなどの懸念材料が残っており、警戒感は緩めてはならないと16、17日付現地紙、サイトが報じた。 1~16日を移行期 ...
続きを読む »《ブラジル》タリバンのアフガン制圧で影響?=移民や貿易、原油価格面では
タリバンがアフガニスタンを制圧して政権を奪ったことで生じうる、ブラジルとの関係変化や国際経済に対する影響に関して、17日付現地紙などが報じている。 ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)によると、タリバンによるアフガニスタン制圧による、ブラジルの貿易における直接的な影響は少ないという。 ブラジルがこれまで同国と強い通商関係に ...
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