サンパウロ市ではコロナのパンデミックが始まる前、年に1回、市の主催でコンサートなどが24時間以上続く「ヴィラーダ・クルトゥラル」が開催され、人気を博していた。だが14日から15日は「ワクチンのヴィラーダ」なるものが開催される。これは、通常のヴィラーダのような文化的なイベントと並行して、18歳から21歳の若者たちに向けたコロナワ ...
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特別寄稿=日本定住化30周年記念=ブラジル人や外国人に住宅建設販売=群馬県大泉町のみらい建設=日系人初、実績は数百棟も=カンノエージェンシー代表 菅野英明
家づくりで多文化共生社会を支える みらい建設株式会社とは、新築住宅、内装工事、店舗の改装、不動産仲介などを行う会社だが、新築住宅の販売と受注、設計・施工が取扱高の80%で事業の中心になっている。住宅不動産という日本的な商慣習の強い業界で、創業以来18年間にわたり事業を継続している。 ブラジル人を中心にした在日外国人市場に特化 ...
続きを読む »モジ文協=団結見せコステラ500食販売=灯篭流しも10月に検討中
「コロナ禍で集まれない日々が続いていますが、皆がイベントに協力してくれるので感謝しかない。色々と工夫してこれからもモジ・ダス・クルーゼスの日系社会の繋がりを絶やさないよう頑張りたい」―モジ文協の津田フランキ会長は汗を拭いながらそう語った。7月31日、焼き立てホカホカのコステラ販売「モジ文協ドライブスルーコステラ祭り」を開催し約 ...
続きを読む »在サンパウロ総領事館=小室千帆首席領事が着任=97年、皇后陛下の通訳も
在サンパウロ総領事館に首席領事として着任した小室千帆氏(東京都、55歳)が、8月2日に挨拶のため来社した。 小室さんは東京外国語大学ポルトガル語学科在学中、1年休学して留学団体「日伯交流協会」を通じてパラナ州クリチバ市に留学した経験をもつ。その後、帰国して大学を卒業。88年に外務省に入省した。 外務省では主に中南米課などに ...
続きを読む »ブラジル日系文学67号刊行=子供ら向けかぴばら俳句会開始
ブラジル日系文学会(櫻井セリア会長)は『ブラジル日系文学』第67号(発行者=近藤アンドレ、編集者=宮川信之)を発刊した。 バイリンガル文芸誌という特色を活かして、今号からポ語版と日本語版の表紙を別にしている。「日本語を勉強しているポ語話者」を意識して一部分にルビを振る試みも取り入れた。 そして新企画として、子供や日本語学習 ...
続きを読む »早くも次の目標をあげる優勝請負人
東京五輪で2連覇を達成した男子サッカー。通常、「五輪サッカー」といえば、若手選手の登竜門という印象が強い。今大会からもそうした選手が生まれなかったわけではない。だが、この大会でひときわ輝いていたのは、別名「優勝請負人」と呼ばれる男の存在だった。 その男とはダニ・アウヴェス。今年で38歳となるブラジルサッカー界きっての大ベテラ ...
続きを読む »キノコ雑考=ブラジルに於けるキノコ栽培の史実とその背景=元JAIDO及びJICA 農水産専門家 野澤 弘司 (6)
武者小路実篤、菊池寛、新田次郎、芥川竜之介など日本を代表する往時の著名な文豪達が、敢えて「今昔物語」31巻1千集余りの説話の大作を読破していたかは知る由も無いが、「今昔物語」を執筆活動の糧として、また著作の文脈設定の指針として陶酔し、歴史に残る名作を残したのは周知の事実であります。文筆家を夢見る諸賢にはあやかりたいものです。 ...
続きを読む »《ブラジル》7月に10項目で新記録=風力など再生可能エネルギー生産で
全国電力システム運営機構(ONS)が9日、ブラジル北東部では7月に再生可能なエネルギー生産で10項目の新記録が出たと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》戦車まで出してあえなく撃沈=印刷付き電子投票 下院本会議で正式却下=308票にまるで届かず=大統領は負け惜しみ
10日、下院で「印刷付き電子投票」(ヴォト・インプレッソ)を選挙に導入するか否かの憲法補足法案(PEC)の全体投票が行われ、承認には308票以上が必要だったのに、賛成票は229人に終わり、ボルソナロ大統領の求めるヴォト・インプレッソは却下された。10、11日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍=デルタ株感染者は倍に=死者や入院者は減少だが=ガンマ株から入れ替わり
新型コロナのワクチン接種により感染者や死者、入院患者は減少しているが、デルタ株による感染確認例は1週間で98%増という懸念すべき実態が明らかになった。デルタ株による感染は拡大傾向にあり、リオ州では再開したばかりの対面授業を中止する自治体も出ていると9~10日付現地サイトが報じた。 インドが発生源のデルタ株は世界中で感染再燃を ...
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