新型コロナの感染拡大後、家屋の改修や小ぶりな家や事務所への転居などの動きがみられるようになっていたが、連邦政府の持ち家政策の「カーザ・ヴェルデ・エ・アマレラ(CVA、旧ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ)」では、対象家屋の発売数減少などが起きていると4日付現地が報じた。
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《ブラジル》大統領批判する公立大学元学長ら告発=「連邦政府による検閲」の声も
ボルソナロ大統領を批判する発言を大学のSNS上で行った連邦大学元学長らが、国家総弁護庁(CGU)から告発されていたことや、教育省が政治的な発言を懲罰の対象にしようとしていることがわかった。3、4日付現地紙、サイトが報じている。 2日付の連邦政府官報によると、ペロタス連邦大学元学長のペドロ・ロドリゲス・クリ・アラル氏と副学長の ...
続きを読む »東西南北
6日午前0時より、サンパウロ州全域でコロナウイルスの外出規制が最低の赤レベルとなる。これで必要最低限の商業活動のみしかできなくなった。このところ連日のように、「死者、感染者が過去最大」と報じられているにも関わらず、街に繰り出してイベントやパーティをやっていた人たちの自覚を促す意味では必要なことだ。ただ、今回は事前に「2週間」と ...
続きを読む »特別寄稿=新移民の頃の事ども=サンパウロ市 村上 佳和
「行け行け南米新天地」のポスターを見て 八十歳を迎え、移住してより、六十年。世界中がコロナ禍で旅行も出来ず、外出も控えて、家でゴロゴロして居る今日この頃である。早くコロナが終息する事を祈りながら、暇にまかせて、新移民の頃を思い返してみよう。 高校最後の夏休み、進学か就職か、迷って居る時、日本はまだ貧しく鍋底景気と言われ、何時 ...
続きを読む »のうそん誌半世紀の歴史に幕=終刊時でも読者800人
農村に住む人ために発刊された「のうそん」(日伯農村文化振興会発行、責任者=永田久)が、289号(2018年7月)を最後に終刊となり約50年の歴史に幕を下ろしていた。電話取材に応じた永田美知子さん(88、栃木県)は「最後のほうは読者は800人くらい」と振り返った。 美知子さんは「主人も私も高齢で仕事がうまくいかなくなってきた」 ...
続きを読む »サンパウロ州コロナ規制の限界
「おそらくこれがやれて精一杯だろう」。3日、サンパウロ州のコロナウイルスの最新の規制を聞いてコラム子はそう思った。 「全国での死者数過去最大を受けての、州全域を(規制最低の)赤レベル指定」。これは、いざ仕方のないことだ。このところ、テレビで連日、「コロナの感染者数、死者数が記録を更新した」「変異株が全国的に拡大」などの報道が続い ...
続きを読む »パラナ州=日伯の子供つなぐ交流画展=兵庫県ブラジル事務所が表彰式
パンデミックにもめげず、兵庫県ブラジル事務所(永田展之所長)は昨年8月~10月にかけて、NPO法人関西ブラジル人コミュニティCBKと公益財団法人兵庫県国際交流協会が共催し、「第11回ブラジル・日本の子供の絵交流展」を開催し、先ほどその表彰式が日本とパラナで行われた。 この交流展は、ブラジルと日本の子供達が友情を深める目的で行 ...
続きを読む »史料館・図書館など文協施設一時休館
ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は3月6日から19日にかけて同会関連施設の移民史料館、図書館等、文協ビル内施設や、イビラプエラ公園内の日本館、サンロッケ市の国士舘大学スポーツセンターを一時閉鎖する。 今回の一時閉鎖対応は3日(水)にサンパウロ州政府が発表した同州経済活動再開計画(Plano SP)で、州内全域 ...
続きを読む »JH4月25日まで延長=『道‐金澤翔子の道』展
サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は2月2日から地上階(GF)で開催されている『DŌ(道)‐金澤翔子の道』展を4月25日まで延期すると発表した。 3月10日(水)午後7時にはユーチューブで「日本の書道―女性の間で―」を配信。サンパウロ連邦大学(UNIFESP)の岡野道子教授や、サン ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第124話
僕は、このブラジルという国から一度も外へ出たことがないから、そのことを本当に理解せよといわれても、ちょっと無理な話だけど、でも、そういう人たちを間近に見ていると、何かその辺りのことがおぼろげながら分かりそうな気分にはなるね。ところが、アヤを見ていると、その部分が全然見えて来ないんだ。そういう、故国を懐かしむとか、母国への望郷の ...
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