連邦政府は20日、前日に発表するはずだった新社会保障プログラム「アウシリオ・ブラジル」を予定通り11月から開始すると発表した。支給額はボウサ・ファミリアでの支給額の2割増しになるという。21日付現地紙が報じている。
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《ブラジル》「ワクチンパスポート強制は全体主義と同じ」反対派がナチスのマーク持ち議会へ乱入、殴り合いに
20日、リオ・グランデ・ド・スル州都のポルト・アレグレ市議会に過激派が乱入し、ナチスのロゴを持ち出すなどして議会を混乱に陥れた。20、21日付現地紙、サイトが報じている。 これは同市議会が、市行政当局がワクチン・パスポートの提示義務に関する条例案に対して拒否権を行使したことについての是非を問う審議の際に行われた。 乱入は、 ...
続きを読む »《ブラジル》ペトロブラスが11月供給不足を予告=精製能力超える注文受け
ペトロブラスが19日、11月は同社の生産能力では追いつかない量の注文を受けており、要請通りの量のガソリンやディーゼル油の供給は不可能との見解を発表したと同日付現地サイトが報じた。
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ブラジルでは全国で60万人以上がコロナウイルスの犠牲となっているが、サンパウロ州では昨年の3月16日から今年の9月24日にかけて、6歳未満で父親もしくは母親を亡くした子供が3836人いるという。その間、1日あたり7人の同年齢の子供が、親のうちのどちらかを失ったことを意味する。親の保護が必要な「成人前の子供」まで広げると、その数 ...
続きを読む »《ブラジル》第64回プレミオ・パウリスタ=日系社会で最も伝統ある賞、53氏に栄誉=下地幹郎氏や現役プロ野球選手に
「第64回プレミオ・パウリスタ」授賞式が10月30日(土)午前10時から、ブラジル日本文化福祉協会ビルの大講堂で行われる。昨年はコロナ禍で開催されなかった。今年は過去最多53氏の受賞が決定。さらに今回からこれまでの「スポーツ賞」だけでなく、「日系栄誉賞」「文化賞」「社会功労賞」が新設され、政治・農業・軍人・日本舞踊など多方面か ...
続きを読む »ピラール日本語学校=2年ぶり校内お話発表会開催=40人が成長した姿見せる
聖南西にあるピラール・ド・スール日本語学校は3日午前8時半から、2年ぶりに「第42回校内お話発表会」を開催した。当日は同文協会館で、4歳の幼稚園児を含む全生徒40人が参加し、学年別に5組に分かれ競い合った。 同校は、昨年からのコロナ禍発生以降もお話発表会を含む全ての行事が中止となったが、自宅学習やオンライン授業を行うなど学習 ...
続きを読む »「ワッツアップ使えなくなる?」=2012年以前に買った人要注意
チャットアプリのワッツアップが11月1日からアンドロイド携帯のオペレーションシステム(OS)が4・0・4以前のバージョンのサポートを終了する。ちなみに最新のOSは11。 同じセルラーを引き続き使用する場合はシステムを4・1以降に更新するか、OSが対応している新しい携帯に変えてデータを引き継ぐ必要がある。 サポートが終了する ...
続きを読む »更なる極右化が世論の共感を呼ぶか?
「極右勢力はすでにボルソナロを必要としていない」。17日、エスタード紙の電子版でこのような記事を見つけた。 印象的な見出しに興味をもって読み始めたが、同コラムは「極右勢力はボルソナロ氏以上に過激化している。以前、彼らの敵は、彼らが古いと見なす既存の大型政党だった。だが、今の彼らが敵視しているのは連邦議会や最高裁といった権力そ ...
続きを読む »《ボリビア》南米麻薬カルテルの中心地に=ブラジル大手密売組織PCC進出で
ブラジルの麻薬密売組織の一つでサンパウロ州を本拠とする州都第一コマンド(PCC)は隣国に進出して活動を活性化しており、ボリビアがPCCの国際的な麻薬カルテル「ナルコスル」の聖地となっていると18日付エスタード紙など複数のメディアが報じた。 ボリビアはコカインの主要産地である上、南米大陸の中央に位置しているため、ペルーやコロン ...
続きを読む »《アウシリオ・ブラジル》「電撃発表」のはずが急きょ中止=市場では株価が下落、ドル高に=大統領が400レアル支給主張=財源確保のめどがつかないまま
連邦政府は19日午後、新社会保障制度「アウシリオ・ブラジル」の電撃発表を行う予定で会場の準備まで行っていたが、30分前に急きょ中止した。財源確保のあてもない状態なのに、世帯あたりの受給額を400レアルに引き上げる意向であることが事前に報じられ、市場で反発を招いたことが響いた。20日付現地紙が報じている。
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