今週は連邦政府によるコロナ禍に伴う緊急支援金の5回目の引き出し解除(7~12月生まれ)が行われている。7月生まれの人は13日の月曜日に引き出しや他の口座への振り替えが可能となっており、そこからは毎日、8月、9月、10月、11月と続き、週の変わった20日に12月生まれの人の分も解除される。また、17~30日はボルサ・ファミリア受 ...
続きを読む »2021の記事一覧
ブラジルに35mの大仏出現=小さな町が仏教で地域おこし=静岡県の永明寺の協力で建立(上)
「エスピリトサント州に巨大な大仏ができたらしい」――突然、当紙読者からそう問合わせの電話があった。調べてみると、大仏は州都ヴィトリア市から高速道路BR-101号線を北進した先の人口約1万2千人ほどのイビラス市に建てられていた。大仏は101号高速道路沿いにある「鳥居公園(Praça do Tôrii)」内に作られ、台座を含めると ...
続きを読む »特別寄稿=ボルソナロ豹変の背景にあるもの=ジャパンデスク社 高山直巳
最高裁攻撃から一夜明けたボルソナロが手のひらを反すように豹変した背景には、一体何があるのか――。 大統領の声明は崖っぷちでブラジルの政治危機突入を回避した。声明文は“国民への誓約宣言-Declaração à Nação”などと体裁は整えているが、要はボルソナロが混乱を起こしたことに対する弁明文であり、謝罪文である。 有識 ...
続きを読む »坂尾英矩さん卒寿祝い=特別オンライン配信
坂尾英矩さんは1956年に日本大学国際関係学部を卒業後に渡伯、在サンパウロ日本国総領事館の広報文化担当にも勤務(1972年~96年)。 移住者として、ボサノーヴァ創成期にブラジルの著名ミュージシャンとジャムセッションをしたり飲み友達だった日本人唯一人の生き残り。 25年間、日伯音楽交流事業に献身。現在の日本の音楽シーンを変 ...
続きを読む »新ブラジル筋ジストロフィー協会=焼きそば販売、注文15日まで
非営利ボランティア団体「新ブラジル筋ジストロフィー協会」(A Nova Associacao Brasileira de Distrofia Muscular)は、19日に日本食販売イベントを行う。 同団体は、筋ジストロフィー患者の生活向上の為、その両親やボランティアスタッフによって構成された非営利団体。 同イベントの販売 ...
続きを読む »人マチ点描=国境警備に亀井司令官着任
7月31日に大佐から昇進したばかりの亀井ウィリアン幸嗣陸軍少将(51歳・三世)が、8月20日に南大河州ウルグアイアーナの第2師団機械騎兵部隊(約5千人)の司令官として着任した。 陸軍では8人目の日系将官で、同地で司令官になる日系人は初めて。最南部のウルグアイとの国境地帯であり、戦略的に非常に重要な任地といわれる。 亀井氏は ...
続きを読む »《記者コラム》「国民への宣言」が意味するもの=テメル前大統領仲介という分水嶺
モラエス判事を「悪党」と呼んだ2日後「教授」 9月7日(火)午後、ボルソナロ大統領はサンパウロ市パウリスタ大通りでアレシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事を「Canalha!(悪党)」と呼び、「最高裁判事を辞めるべきだ」「おまえが下した判決には決して従わない」と大見得を切って、集まった12万人の支持者から喝采を浴びた。午前の ...
続きを読む »《ブラジル》全国5市で市長選やり直し=電子投票に不正なしと選挙高裁
昨年行われた市長選で不正が見つかったりしたため、全国5市で市長選のやり直しが行われた。また、選挙高裁長官のルイス・バローゾ最高裁判事は改めて、現行の電子投票では不正は起きないと強調したと13日付けアジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》両替や国外送金の規制変更=銀行以外の機関の参入許可
中央銀行と国家通貨審議会(CMN)が、国際的な支払いや送金に関する新たな技術の開発や新ビジネスモデルに即するものとなるように、両替と国際資本に関する規制を変更したと9日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》保守派反大統領デモはガラガラ=「第3の候補」政治家は勢ぞろいだが=PT不参加で動員力減=物足りない盛り上がり
12日、全国で保守派勢力によるボルソナロ大統領に対する抗議デモが行われた。ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)やシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)といった来年の大統領選への出馬が有力視されている候補者は勢ぞろいしたが、肝心のデモ参加者がどこの会場も不入りに終わり、「第三勢力」の台頭の難しさをうかがわせた ...
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