東西南北

　本紙で既報の通り、１５日、水不足にあえぐカンタレイラ水系で、取水口より低い所にある「未開水域」を特別にしつらえた貯水場に吸い上げる作業がはじまった。七つのポンプを使ってくみ上げた同水域の水は、勢いよく貯水場に入って行った。同水系の貯水率は１５日朝の時点で８・２％まで落ち込んでいた。今回水を取り込んだジャグアリ／ジャカレイ貯水場は１・６％しか貯水できておらず、地割の目立つ干からびた状態になっていたが、この状態はさらに広がる。「未開の水域」の水が１８００億リットル追加されたとすると、１６日現在の水位は２６・７％まで上がる計算になる。また州政府は「未開水域」の水の品質の安全性を保証した。
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　１７日１８時～翌日１８時はサンパウロ市恒例の文化祭「ヴィラーダ・クウツラル」が開催され、夜通しで出かける市民も多いが、フェイスブックの「ヴィラ・クルサ」というページでは、ここに出向いて強盗や窃盗を宣言している若者が多く、「ｉフォンを狙いたい」などと発言。「ヴィラーダ・クリミナル」にならないため、出かける際は家族や友人に行き先を明確に告げ、大金を持たず、可能なら携帯電話を持たないことが理想だ。
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　コリンチャンスの新本拠地、イタケロン・スタジアムでは、１８日１６時に初の公式戦となる全国選手権対フィゲイレンセ戦が行なわれる。当日は満杯よりも少なめの４万人の動員でＷ杯用のテストを行なう。ここに来てまだ観客席に問題があるとの報告もあるが、労働省は「一応差し止めの必要なし」との見解だ。無事を祈りたい。