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コリンチャンス=イタケロンでもう1試合=初戦の屈辱払拭できるか

 ブラジルサッカー連盟(CBF)が19日、アレーナ・コリンチャンス(通称イタケロン)で29日午後4時、コリンチャンス対クルゼイロの試合を開催と発表したと20日付伯字紙が報じた。
 W杯前のイタケロンでの公式戦は18日のコリンチャンス対フルミネンセ戦のみで、20日に国際サッカー連盟(FIFA)に引き渡される予定だったが、先の試合で指摘された問題改善を図るため再試合が決まった。
 18日に指摘された問題は、座席増設の遅れ、金属探知機未設置、階段や床の仕上げ、雨漏り、むき出しの電線や資材の片付け、電話やインターネットの通信障害、外部の照明、イタケーラ駅からの観客の誘導・案内、障害者の誘導などだ。
 29日の試合は28日にカニンデで行われるはずだったが、FIFAの要請でCBFが日程等を変更。新スタジアムでの初戦で破れたコリンチャンスには、屈辱払拭のための絶好の機会だ。
 ジェロメ・バルケFIFA事務局長は19日にイタケロンを訪問後、公式サイトに「W杯は間違いなく開催される。ブラジル人はW杯開催を嫌っているとの記事は嘘で、優勝杯の公開展示来場者は30万人を超え、入場券購入希望者は史上最高の1100万人、W杯で興奮する人は57%で世界平均の50%以上だ。我々は今、32チームと12会場に集う300万人のファン、何十億ものテレビ観戦者のために全ての準備を整える事に専念している」と記載した。