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ツッパンで勝ち負け公聴会=『闇の一日』の抜粋上映も

 サンパウロ州ツッパン市の青木カイオ市議、山内アキラさん、ツッパン文化体育協会が主催する「1946年から1947年に日本移民が犠牲となった拷問や死亡事件」に関する公聴会が、31日午前10時から同市議会で開催される。
 当日はドキュメンタリービデオ『闇の一日』の抜粋上映、脇山甚作事件実行者の一人の日高徳一さんの話、アンシェッタ島抑留者に対する顕彰などが行われる予定。
 企画者の奥原マリオ純さん(IMJ)は、「政治警察の拷問の犠牲になった池田フクオさんなど、アンシェッタ島に流された172人の収監者について、今しか残せない貴重な情報を集め、議論する場にしたいと考えています」と語り、来場を呼びかけた。
 当日はサンパウロ州真相究明委員会のアドリアーノ・ジョーゴ委員長も出席する予定。