4日午前4時頃、サンパウロ市北部のミランテ・ド・サンタナで今年一番の冷え込みとなる最低気温9・6度を記録したと同日付G1サイトが報じた。
サンパウロ市では3日の最低気温も9・8度で、連日の記録更新となったが、5日以降は、5日こそ最低気温12度の予想だが、降雨が見込まれる6日も最低気温の予想は16度で、寒気が緩む見込み。
乾いた寒波が寒さをもたらしたのはサンパウロ市だけではなく、南伯では3日、サンタカタリーナ州のボン・ジャルジン・ダ・セラのマイナス5度など、少なくとも同州内16市で最低気温が0度を割りこんだ。同州の寒さは5日まで続く見込みだ。
この状況はパラナ州や南大河州でも同様で、パラナ州のサンマテウス・ド・スルではマイナス1度、南大河州のヴァカリアではマイナス2・6度を記録。両州では強い霜が降りた地域もあった。南部3州で3日の最低気温が零下となったのは最低21市とされている。