西森ルイス連邦下議が以前、「10月の選挙を最後に引退しようかな」と弱音を漏らしていたのを聞き、超多忙な仕事ぶりを想像した。万が一そうなった場合、問題は後継者だ。地元文協ACEMAの元会長、安永修道さん(62、三世)によると近年、会員数は増え続けているとか。
同文協には現在1千家族(約一割は非日系人)が加盟。「会員になれば、文協内の施設を低料金で借りられる点に多くの住民が魅力を感じているのでは」と分析した。
文協内には野球場6面、サッカー4面、ゲートボール14面に50メートルプールまで。立派な総合体育施設とも言え、パラナ州第3の大都市において大きな存在感を放っている。
「この町で育った若者なら、文協が支持する候補に投票するかも」。マリンガ出張では、そんな頼もしいコロニアを体感した。(祐)
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