ニッケイ新聞 2014年3月27日
リオ州山間部テレゾポリスで26日、サッカーのブラジル代表チーム用のトレーニングセンターの落成式が行われ、ブラジル・サッカー連盟(CBF)のジョゼ・マリア・マリン会長からフェリポン監督にトレーニングセンターの鍵が手渡された。
グランジャ・コマリーと呼ばれるトレーニングセンターは、2001年から既に代表チームの合宿所として使用されていたが、今回は6月から始まるワールドカップに向けての最終調整の場所として増改築が行われ、その重要度が増した。
トレーニングセンターの鍵を渡す行為は、本番までの選手の健康管理を含んだコンディション作りなどの全責任を託すという意味もある。同センターの増改築工事に着工した時以来、工事の行方を見守ってきた監督は、泡式マッサージ機能のあるバスタブ付のマッサージルームや会議室、食堂など、採光にも配慮した明るい施設は、安全性や快適さ、プライバシー保護といった面も保障されており、選手達も満足するはずだと強調した。(26日付フォトス・プブリカスより)