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オーリャ!

 メトロのストのせいで7日の大学の授業は同級生の約半分が休んでいた。修了まであと一回を残すところなのに、人数が減るとその分授業に活気が無くなり、物足りない印象を受けた。
 1日分の授業料を計算してみると180レくらいになる。休むことを余儀なくされた遠方に住む学生は、損害賠償を請求したいくらいだろうな、と想像した。
 教員が授業開始日を間違えたり、病欠した場合の授業料返済を求める声は常に上がっている。でも、なぜか誰もメトロに「損害賠償を」とは言わない。「ストは労働者の権利」とはいうが、「過剰行使」なら罰せられるべきではないか。
 もっともらしい理由でストを決行する団体がいる一方、そのせいで、汗水たらして稼いだお金をどぶに捨てさせられる労働者がいる。どの労働者のスト権を優先するのかという状況は矛盾ではないのだろうか。(詩)