ニッケイ新聞社と静岡新聞が共催する『富士山写真展~富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化~』が7、8の両日にオザスコ市であった「第5回日本祭り」を訪れた2万人の目を奪った。
昨年、富士山がUNECO世界文化遺産に登録されたのを受け、静岡新聞所蔵の写真提供で実現した。
熱心に見入っていたアルベルト・セイジさん(42)は「日本に行くのは夢。富士山にも登ってみたい」と笑顔を見せ、アメリッタ・オリヴェイラさん(26)は「名前だけは知っていたけど見たのは初めて。こんな美しい山はブラジルにはないわ」とファインダーを覗き込んだ。
主催団体のオザスコ日伯文化協会の役員らは「まさに日本をブラジル社会にPRする企画。祭りに華を添えた」と喜んでいた。本企画は7月4、5、6日にサンパウロである「日本祭り」でも開催される。