過去最低の盛り上がりと言われるなか始まったW杯。開会式の始まるころ東洋街に出ると7割の人がブラジルのユニフォームを着て歩き、常に誰かがブブゼラを吹き、奇声を上げている。
滞伯歴の浅いオーリャ子は「これで盛り上がっていないのか…」と軽い怖ろしさを感じながら1人でアニャンガバウーの野外観戦会へ。
会場は身動きが取れないほどの大入りで、約3万人が集まった。巨大画面に日本人審判三人が映し出された時には誇らしかったが、ふと「誤審でブラジルが敗れたりしたら…」と身の危険に冷や汗が。ついつい、応援する手に力がこもった。
結果はブラジルが見事に勝利。開幕当日こそ大盛り上がりの会場だが「本当なら以前からもっと盛り上がったのか」と思うと少々残念な気も。デモを起こす理由も分かるが、史上最高に盛り上がるブラジルの姿も見てみたい。(石)
タグ:W杯