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約200人で盛り上がって応援=学生企画の日本戦観戦会

 サンパウロ州立総合大学(USP)に通う日系学生らが企画したW杯日本代表観戦会が14日、三重県人会館で行われた。学生や駐在員など若い世代を中心に約200人が来場し、日本代表に声援を送った。
 会場は日本代表のユニフォームを着た来場者で賑わい、縁起を担ぐ豚カツなどが販売され、試合開始前から盛り上がりを見せた。来場した米山亜季さん(42、千葉)は「家族だけで見るのは寂しいと思って参加しました。県人会に来るのも初めて。大勢の人と盛り上がれて楽しい」と観戦会を楽しんだ。
 上智大学から留学中の長谷川舜さん(20、宮城)はスタッフとして参加した。留学生仲間に声をかけ約20人のボランティアを集めたそうだ。「みんな快く協力してくれた。観戦会を通して日本人同士の繋がりを強く感じた」と成功を喜ぶ。
 観戦用プロジェクターを提供した広瀬学さん(45、大阪)は、試合結果を悔しがりながらも「子供と一緒にわいわいと応援できて楽しかった。次の観戦会も参加します」と笑顔で語った。
 観戦会は19、24日にも行われる。場所は北海道協会(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)。開場はそれぞれ午後5時、午後2時。入場無料。料理は一品持ち寄り、飲料は有料で持ち込み禁止。問い合わせは担当者(11・3271・4748、同・96336・8833、pc.msg@live.jp)まで。