ジェーシービー(JCB)が9日、コロンビア国内最大の加盟店契約会社「レデバン・ムルティコロール」と提携し、来年1月から順次、JCBカードの取り扱いを開始すると発表した。
現在、同国でのJCBカードの利用はATMでのキャッシングに限られているが、同提携により、国内全土20万以上の店舗で利用できるようになる。
南米では目下、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、ペルーの4カ国全域で利用可能。現地法人の矢沢直崇社長は、「チリ、パラグアイ、ボリビアにも順次広げていく」と南米全土にカード網を広げる意向だ。
2年前に現地法人設立した際は、カード利用国が190あるのに対して発行国16と少ないため、「ブラジルでのカード発行は夢のような話」と話していたが、年内には実現見込みと言う。
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