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ブラジル戦前でサンパウロ市渋滞=応援競う先住民と戦士達

 セアラ州フォルタレーザでブラジル対メキシコ戦が行われた17日、サンパウロ市では昼食時に帰宅する事を認めた企業が多かったため、12時には1・5%だった渋滞している道路の数も、午後2時半には29・0%にと一気に拡大。市内の渋滞は午後2時半現在で252キロ、2時50分現在は293キロと報告され、増便されたはずの地下鉄やバスなどの公共交通機関もラッシュ時並の混雑となった。
 フォルタレーザでは、先住民の格好をしたサポーターとメキシコの格闘技ルチャリブレの選手を真似た覆面姿のサポーターが一緒に写真に写るなど、各地各様のあり方でブラジル、メキシコの両チームを応戦しようとする人々の姿が溢れた。
 16日付エスタード紙などによれば、ブラジル国内には、メキシコ北部の町から自転車で6千キロ余りを走ってきた人など、4万を超すメキシコ人が来ているとされ、フォルタレーザのスタジアムに集る観客も少なくとも1万5千人がメキシコ人と見られている。