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 文協で行われた「日本移民106周年記念開拓先亡者追悼大法要」の参加者は約150人。平日の昼間に行われ、開始前には雨も降ったので参加者が少ないのは仕方ないか。日系団体が所有する過去帳は見たところ13冊しか壇上になかった。文協幹部は「県人会だけでも47あるのに」と寂しさをにじませていたが、もう少し呼びかけも必要なのでは。
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 日本―ギリシャ戦のあった20日、東京・六本木のギリシャ料理店「スピローズ」で出勤前の会社員ら日本人サポーター約30人が、朝食を食べながら観戦会を実施した。時事ドットコムによると、日本がチャンスをつかむ度、「シュート、シュート」と力のこもった声援が送られたとか。試合の結果如何で暴力事件に発展する当地では、試合当日〃敵地〃に乗り込むのは少々危険。対戦国の店で日本代表を応援する日本人の姿がほほえましい。
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 またしてもグアルーリョス空港で邦人の盗難被害が。在レシフェ出張駐在官事務所の発表では17日、鞄の中に入れていた財布を盗まれたという。被害にあったのは50代の男性で、現金10万円にクレジットカード数枚。強奪されたわけではないので、防げた事件だろう。さらなる注意を喚起したい。