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工作機械製造「フケン販売」=市場開拓目指し現地視察に

 工作機械の製造販売を行う株式会社「フケン販売」の代表取締役・勝澤博幸さん(45、静岡)が18~26日まで滞伯し、市場開拓に向けた現地調査を行なった。
 同社では自動車や太陽光発電機などの部品製造器具を取り扱っており、「全従業員80人のうち設計士は20人。専門家たちがあらゆる要求に合わせ、工作機械を製造できる」と紹介した。
 これまでの国外実績はタイ、中国、ハンガリーにあるという。ただし「アジア諸国は野心を持った国民性でない印象で、労働者は『働かされている感』がありどこか冷淡だ」と語り、「ブラジルの方がパワーを感じる。はるかに魅力的」との感想を述べた。
 サンパウロ市のほかリオ、レシフェにも足を伸ばした。「とにかく路面事情が悪い。そういったことを肌で感じられただけでも重要な経験です」と滞在を振り返った。