リオデジャネイロ市北部のゴヴェルナドール島のドン・ボスコにある青少年の社会更生施設で8日夜、16歳の少年が絞殺されるという事件が起き、一緒に収容されている青少年4人が犯行を自供した。
事件に関与した5人は皆、麻薬密売に関わったとして少年法で裁かれ、同更生施設に収容されていた。殺害に加わった少年4人は、殺された少年がライバルとなる組織に属していた事を知って殺害を思い立った。
シーツで首を絞められた少年の死体は警備員によって発見され、殺人課の取調べによって犯行を自供した4人は、リオ市中央にある青少年保護課の管轄に移された。
市警鑑識班による現場検証は終わり、より詳細な捜査が進められているが、4人は今後、別の社会更生施設に移される予定だ。(10日付フォーリャ紙、9日付バンジ局ニュースなどより)
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