2016年に行なわれる『第22回熱気球世界選手権佐賀大会』の応援部長として活動している西久保竜平さん(42、佐賀)が、今月20~26日にサンパウロ州リオ・クラーロ市で行なわれる第21回選手権にあわせて来伯した。
2年に1度の世界大会で、各国のパイロットが操縦の腕を競う。西久保さんは「バルーンを膨らませ、撤収するまでの発着を手伝ってくれる方を1人募集しています。協力者として気球に同乗することもできます」と呼びかけている。
17~26日の期間中、全日程もしくは1週間程度協力可能な方は西久保さん(11・97094・4300、r.nishikubo@gmail.com)まで連絡を。宿泊費は不要。
リオ五輪応援所構想も=皆で日本代表にエールを
また同氏は、リオ五輪における「民間JAPANファンハウス案」を掲げており、こちらも協力者を募っている。
「ファンハウス」とは、自国の文化発信や交流を目的に、各国が五輪会場に設置する公共応援スペースのこと。「地元民や各国人が一同に集まって母国代表らに声援を送る」のが本来の姿だが、「日本は官僚や企業など関係者が集まるだけの形式的なもので、全く機能していない」と問題点を指摘する。
宿泊先の宮城県人会がW杯応援者の交流の場となった様子を目の当たりにし、「ブラジルであれば、民間という形でもファンハウスが実現可能だ」と確信。「日本から来た人が喜びや感動を共有できる場を作りたい」と語った。関心のある方は同氏まで連絡を。