W杯の会場都市ともなったバイア州サルバドール市で、ヴェロ・タクシーと呼ばれる新型のタクシーが導入された。
フランス製のヴェロ・タクシーは人力でこぐ3輪車に屋根をつけた小型タクシーで、荷重は最大170キロまで。最初の内は、トメー広場とペロウリーニョ間など、歴史的な建造物があり、観光客が集まる旧市街とカンポ・グランデ地区で試験運行される。同タクシーが乗せる人は当面、観光客や妊婦、高齢者、運動障害のある人などに限定される。
側面の扉はなく、後部座席の定員は2人。排気ガスは出さないし、3輪車をこいでくれる運転手(?)を入れても3人での自然に優しい観光ツアーはいかが?(10日付フォトス・プブリカスより)