ニッケイ新聞 2012年1月10日付け
昨年創立40周年を迎えた社会教育団体・ブラジル修養団(桜井仁会長)の夏季講習会にあわせ、日本の公益財団法人修養団から久世郁夫理事(59、北海道)が来月10日まで滞在し、サンパウロ州スザノ市、パラナ州アサイ市、マリンガ市、マウアー・ダ・セーラで行われる講習会で指導する。
講習会には、7〜16歳までの各地日本語学校の生徒など約100人が参加。2泊3日の集団生活を通して、協力する大切さや社会へ奉仕する精神を学ぶことが目的。
久世氏は講習会内で講義を行うほか、17歳以上で同団の企画・運営を支える本部リーダーの養成講習会、懇親会に参加する。
桜井会長、蓮沼芙美雄総務の案内で9日に来社した久世氏は5度目の来伯。「ブラジルの子供達は表現力がとても豊か。修養団の中だけでなく社会で役立つリーダーに育ってほしい」と期待を込めた。
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一般向けの講演「愛と汗の精神」を2月3日午後7時から、熊本県人会(Rua Guimaraes Passos, 142, Vila Mariana)で開く。日本語だが、ポ語通訳付き。
問い合わせは蓮沼(11・3813・7976)または桜井(32084897)まで。