ニッケイ新聞 2012年1月10日付け
沖縄県名護市にある名桜大学のポルトガル語研究会が2月に「ポルトガル語暗誦・弁論大会」を開く。大学創立時から開催、今回で18回目。前回はブラジル滞在経験がある人や独学で取り組む6人が出場した。関係者は「沖縄からの南米移民は多い。その文化を知るきっかけに」と参加を呼びかける。そういえば昨年のウチナンチュー大会。ブラジルからは1千人が訪沖したが「ポ語通訳はわずか4人」とニュースになったほど。関心を持つ人が増えてほしいと願うばかり。
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「ブラジル音楽+シュハスコの会」で美しい歌声を披露したヴィルマ・デ・オリヴェイラさん=東京在住=は、今回ウィリーさんが企画した旅行に同行して里帰り。2月末まで滞在、カーニバルを楽しむという。夫が日本人で、とても気さくな女性。有名なブラジル音楽のバー「四ツ谷サッシペレレ」などで歌う傍ら、ボサノバを個人やグループレッスン、ワークショップなどを行っているそう。
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サンパウロキリストの幕屋(飛松実会長)は、昨年からケーブルテレビで放送してきた番組「生命之光」(15分)を継続する。同番組は、聖書と日本を愛した手島郁夫氏が日本の精神的復興を願って語った講話をもとに制作。1年契約だったが、日系人をはじめブラジル人からも反響があったことから契約を更新した。日本語での進行だが、ポ語字幕がつく。放送時間は毎週日曜日午前7時13分から。放送局はNETの9ch、TVAの79、99ch、TVAデジタルの186ch。問い合わせは同会(11・5011・1785/2924・1605)まで。