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援協リッファ=当選者決定、和やかに贈呈式=収益は約28万レアルに

ニッケイ新聞 2012年1月27日付け

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が昨年末に販売していた協力券リッファの当選者が決定し、賞品受け渡し式が19日午前、サンパウロ市リベルダーデ区の援協社会福祉センターで開かれた。
 当選者は5人で、それぞれトヨタのカローラ車、ホンダのオートバイ、パナソニックのテレビなどが手渡された。
 提供社を代表してトヨタ・ド・ブラジル社から井上雅弘ディレクターら3人、モト・ホンダ・アマゾニア社からエウクリデス・アラウージョ渉外担当、ブラジル・パナソニック社からイチウ・シノハラ氏が出席した。援協からも多数の役員が集まり、当選者を祝った。
 今年は1枚15レアルで2万5千枚発行し、2万4687枚を販売。売上総額は33万4455レで、税金や雑費など5万4868レを差し引いて27万9586レの収益となった。援協傘下の各施設の運営資金として活用される。
 菊地会長は挨拶で、11年間にわたる3社の協力に謝意を示し、「これからもコロニア、ブラジル社会両方に貢献できるよう、様々な事業に取り組みたい」とのべた。
 トヨタの井上氏は、「こちらでビジネスを展開できるのも移民の努力やブラジルへの貢献のおかげ。長年活動を続ける援協にも敬意を表したい」と挨拶した。
 各企業代表者にはそれぞれ感謝の記念プレートが授与され、一等当選リッファを販売した宮城眞正さん(75、沖縄)にも賞品のテレビが贈呈された。
 一等のカローラ車を当てたのは、グアルーリョス市在住のフェイランテ、エジヴァルド・サント・ゲルフィさん(42)。「今はフィアッテの車に乗っているが、とても嬉しい。それだけです」と笑みをこぼしていた。
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 一等当選者以外の当選者は次の通り。
 【2等】マルシオ・サトウさん、【3等】ジョゼ・ルーベンス・デ・ゴエス【4等】ウェズレイ・サライヴァ・デ・オリヴェイラさん、【5等】リリアン・エミ・カワギシ・スガノさん。